打率より重要【OPS】
※振り返り学習と、小学生の勉強に役立てる
- 当ブログでは、野球を楽しむための指標と計算方法を紹介しています。
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- 最終的に、分かりやすい記事にするため、突然の更新をご了承願います。
OPSに必要な計算
2022年三冠王、村上宗隆のOPS
下の成績は、2022年に0東京ヤクルトに所属していた、村上宗隆選手の長打率と出塁率です。この年は三冠王に輝きました。そのときのOPSを算出してみましょう。
長打率.710
出塁率.458
少数の足し算に当てはめて式を書いてみると、以下のとおりになります。

2022年の村上選手のOPSは、1.168でした。
打率とOPS
現在でも、打者成績を表す最も有名な指標は「打率」ではないでしょうか?では、打率とOPSは、どのような違いがあるのでしょうか?
以下の表は、2022年セリーグの打率10傑です。
2022年 セリーグ打率10傑


2022年 打率10傑→OPS順への並び替え
打率10傑をOPS順番に並び替えてみると、かなり順番が変動することが分かります。
まず打率2位の大島選手(中)が、OPSになると7位まで下がります。反対に打率8位の牧選手(デ)は、打率8位ですがOPSは2位になりました。OPSには、それだけ打率では表せない成績が含まれているということになります。もちろん、大島選手と牧選手はプレースタイルも選手としての役割も違いますから、「どちらが優秀か?」という判断はできません。
2025年の牧原大成と万波中正
2025年のパリーグは、牧原(ソ)が首位打者を獲得。
その年、牧原のOPSは、0.726でした。これはパ・リーグでは7位の成績になります。
意外なことに、ひとつ上の6位は、万波中正(日)が残した0.733です。興味深いことに、この年の万波は打率.229。打率は牧原が圧倒的に上ですが、長打率と四死球数で勝る万波が上位になりました。それだけ、打率とは違った評価になるのがOPSです。
先ほども申しましたように、これは【どちらが優秀か?】ではなく、【どのような特徴を持った選手なのか?】が視覚化されるということです。
まとめ
昨今、セイバーメトリクスは徐々に一般化してきました。その中でも、OPSは基礎的で解りやすく、それでいて打者の細かい能力が分かる指標になっています。
OPSでは「打率より出塁率が大切」という考えの基、単打1本と四球1つは同じ価値としています。四球の数が加味されることにより、「選球眼」が成績に反映されるようになりました。また、長打率をプラスすることにより単打と長打を区別した成績になっています。これは野球の成績を示す上で、画期的な進化ではないでしょうか?
現代はスマホで検索すれば、打率・本塁打・打点だけでなく、長打率・出塁率・OPS等の情報も得られる時代になりました。
特にOPSは重要視されつつある成績であり、野球を楽しむためには今後注目して欲しい指標です。選手の成績をチェックする際に気にしておくと、より野球が楽しくなるかも知れません。個人的には「要チェックや!!」です!!


