2023年夏の甲子園は神奈川代表慶応高校が優勝を飾りました。
大会が終わっても、マスコミは連日慶応高校を持ち上げ、割れんばかりの応援は賛否両論繰り広げております。
そんな中で話題になったひとつが「脱坊主頭」。
世間一般には「高校球児=坊主」というイメージがありましたが、慶応高校ナインは、それを覆す活躍でした。しかし、それを面白く思わない人も多く、メディアやネットでは色々な意見が飛び交っております。
私は坊主頭騒動について持論があります。
私の考えは「嫌なら伸ばす」。
私は中学3年間坊主頭だったのですが、とにかく部活が忙しくて散髪に行く暇がありません!!
部活が終わって帰る頃には、床屋さんは閉店しています。さらに土日も練習があるため、坊主頭をキープするのは大変な労力が必要でした。
結果、街の床屋さんが閉店時間を過ぎても、中学生だけは対応してくれるという不思議な文化がありました。
今思うと、そんな生活で坊主頭を3年もキープしたのかと自分でも驚きます。周りもみんなやっていましたし。
今は高性能のバリカンがあるのかもしれませんが、素人が坊主頭にしようとすると、上手く刈り上げられず、通称「虎刈り」になってしまうおそれがあります。それをごまかすために、結果五厘刈りにしなければならないという、悲しい結果を産むことになるのです。
ヘアスタイルを気にせず練習に没頭するのであれば、実際はロングヘアにして髪を束ねた方が散髪の回数も減りますし、セットの必要もありません。ドライヤーを使う時間が増える程度です。
坊主頭至上主義の高校野球ファンの方々、坊主頭の裏事情も理解してあげてください。