野球の成績
どんなスポーツも「成績」が大切。成績は、勝敗や順位の他「指標」として能力値を表し、チーム成績・個人成績として「記録」に残ります。
どんな記録なのかは、競技によって様々です。
例:各競技で使用される主な成績
- 陸上競技、水泳→、時間(タイム)・距離等
- 剣道・柔道→勝ち数、技名、反則数等
- サッカー →得点、シュート数、アシスト数等
陸上は、どれだけ速かったか、またはどれだけ遠くに飛ばしたか等を競います。柔道は1本・技あり・有効の技名、剣道では有効打突となった技が記録されます。サッカーについてはチーム得点の他、個人の得点やシュート数、アシスト数等が記録されます。
野球の成績「積み上げ型」と「計算型」
野球の成績は基本的に数字で表します。その中には積み上げ型の成績もあれば、計算式を用いる計算型の成績もあります。
打者を例にすると、以下の成績を用いるのが一般的です。
積み上げ型
- 本塁打数
- 安打数
- 打点数
- 盗塁数 etc・・・
計算型
- 打率
- 出塁率
- 長打率etc・・・
積み上げ方は総数を数えれば出る記録。対して計算型の記録は、四則計算(足し算・引き算・掛け算・割り算)を使用します。単体の計算式もあれば、四則計算が混在している式もあります。
野球の成績計算の前に、四則計算のおさらい
野球の成績を確認する前に、数学のおさらいです。四則の計算が混在している場合、以下の順番で計算する決まりになっています。
四則計算の順番
↓↓↓
↓↓↓
以下に式の例を出してみます。
(2+3)×5+2×2³-(5-3)÷2
→まず()内と累乗を計算。ここでは(2+3)、(5-3)、2³。
↓↓↓
=5×5+2×8-2÷2
→次に掛け算と割り算を行う。ここでは5×5、2×8、2÷2。
↓↓↓
=25+16-1
・・・・最後に、足し算と引き算を行う。
↓↓↓
=42
「42」という答えが導かれました。
四則計算の順番は、手計算が減った昨今、うっかり忘れる人も多いようです。しかし四則計算の順番は、現在では主にExcelで数式を作るとき等に使います。計算の順番や数式の意味をしっかり把握していないと、エラーや計算ミスにつながります。特に()の付け忘れ・付け間違い等による計算ミスは、発見しにくいのが特徴。十分な注意が必要です。私もよく計算ミスで書類や図面の間違い探しをしていました(苦笑)
ここでは四則計算の計算方法踏まえて、野球の成績を計算します。
主な成績は以下になります。
打率
打率はこちらで紹介しております。
出塁率
出塁率はこちらで紹介しております。
長打率
長打率はこちらで紹介しております。
OPS
OPSについてはこちらで紹介しております。
ピタゴラス勝率(ピタゴリアン期待値)
ピタゴラス勝率(ピタゴリアン期待値)についてはこちらで紹介しております。
IsoP
IsoPについてはこちらで紹介しております。